女性の4人のうち1人がかかるとされている子宮筋腫ですが、
これはガンなの?それともただの腫れ?とわからない方もいらっしゃいます。
これほどの確率なのにもかかわらず原因解明されていない?予防法はない?なんて噂もあります。
発症の確率が高いこういったものには、適切な知識を育み、しっかりとした対策をしたいものです。
そこで今回は最新の医療見分より情報をお伝えします。
最後までお付き合いいただき正確な情報をもとに適度な危機感を持ってください。
子宮筋腫とはどういったものなのか
子宮筋腫は30歳以上の女性の30%に症状がみられる腫瘍です。
腫瘍といいますが、”ガン”のようなものとは違い、良性の腫瘍になります。
無症状の方も多く検診の際に偶然見つかったなんてことも多々見受けられます。
しかし症状がでるかたにとっては『生理痛が激しくなる』、『生理の量が多くなる』などの変化が起きます。
そのため貧血状態、腰痛、頻尿などへの影響も与えるため私生活などにも支障になります。
また他には妊娠しずらくなったり、流産しやすくなったりと症状は大小さまざまで人によって大きく異なります。
ただし気を付けなければいけないことが一つありまして、子宮筋腫と思っていても子宮肉腫の場合があります。
その場合子宮肉腫は悪性の腫瘍ですので主治医の指示に従う必要があります。
どのようにして子宮筋腫ができるの?防止策はあるの?
子宮筋腫の症状を知ったうえで、どのようにして筋腫が発生するのでしょうか。
現在発生する原因は十分に解明されていません。
筋腫の成長に女性ホルモンが関係していることがわかっていますが、それは乳がんと共通しています。
また筋腫は閉経まで原則的には大きくなり数も増加しますが閉経後は次第に小さくなります。
このことよりホルモン療法が効果的とうたわれる場合があります。
しかし重要な点を見落としてはいけません。
ホルモン療法を中止した際、治療直前の状態に戻ります。
故に食事や生活習慣の見直しだけでは効果がみられるかは断言できないのが事実です。
このように原因も不明なこともあいまって予防法というのは正確には発表されておりません。
ですので誤った情報には惑わされないようにしてください。
子宮筋腫に効くとうわさされている漢方やサプリの実際は?
ホルモン療法が実際には効果がない?なんて言われいます。
インターネットで”子宮筋腫” ”サプリメント” ”効果”とよく調べられていますが、実際に効果があるのかも検証してみました。
海外のサプリメントや漢方でのキャッチフレーズに効果がある!、また産婦人科でのサプリメント治療を薦めている場合などがあります。
しかし現在の医療見分よりお伝えできることは、それらに”過剰な期待をしてはいけません”ということです。
間違った処方の仕方をすると健康に害する場合もあります。
しかしアメリカ国立衛生研究所の実験でビタミンD濃度の高い人は子宮筋腫のリスクを32%低下することができていることがわかっています。
このように予防に対して希望のある研究結果も出ていますが、一つの情報に惑わされることなく様々な観点からの情報を得るようにしましょう。
身近な食生活で栄養素の補給などの健康生活を送ることが何よりも予防につながるのかもしれません。